「口から食べたい」と「口から食べさせたい」をつなぐWEB


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ご施設の特徴について教えてください。


当院では、『わかり易い説明』『専門性の高い医療』をモットーに、電子内視鏡(特殊光システム)、ストロボスコピー、嚥下造影、嚥下内視鏡などを用い、現在の病気の状態や、治療経過を理解していただけるように心がけております。


当院のある地域は、子育て世代が多く暮らしています。その一方で高齢化も進んでいますから、お年寄りからお子さんまで幅広い年齢層の患者さんが来院されています。


特に私が嚥下(えんげ)障害の治療に力を入れていることもあって、高齢の患者さんが多いです。嚥下障害の正しい知識の普及をめざして、最後まで自分の口でおいしい食事を楽しめるよう、お手伝いができればと思っています。



口から食べることを期待する患者さん、ご家族の為にどういった取り組みをしていますか?

まず、今までの病歴を調べます。紹介状があれば紹介状を見て、紹介先の病院に問い合わせをして、今までどういう治療をしていたのか、どうして口から食べることができていないのか。


患者さん一人一人の病気の状態をきちんと診断して、これまでの病歴と経過と、現在食べることができていない原因を調べます。同時に嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査を行って、病態を突き止めます。それに対して適切と思われる治療を行うようにしています。


リハビリテーションの効果が期待できそうな場合には、ご本人とご家族に提案して、当院の非常勤言語聴覚士がリハビリを行ったり、ご自宅でリハビリを行えるように指導してもらうこともあります。また、連携しているリハビリテーション病院に入院して治療することもあります。嚥下障害の対応は多岐にわたるので、いろんな職種の人たちと連携して治療を行っています。


嚥下障害は、全身状態が大きく関係し、診断には豊富な医学的知識と経験が必要となります。誤嚥性肺炎や飢餓状態などを引き起こし生死にかかわりますので、個々の嚥下障害の状態を考慮した適切な対応と管理を医師が行う必要があります。



最後に「口から食べる」を希望する患者とそのご家族に一言


きちんと医師に診てもらったほうがいいと思います。嚥下障害はいろんな病気がある結果で起こります。例えば、脳梗塞、パーキンソン病などの神経筋疾患、心臓の術後やがんの術後ですごく体力が落ちて、嚥下障害になることもあります。


食事中にムセる。食べ物が飲み込みにくい。水を飲むと咳が出る。食後に痰がのどにからむ。錠剤が引っかかる。口から食べられずにお困りの方は、主治医と相談して若いご家族と受診してください。


今までの経過が大事なので、主治医の紹介状と今までの経過を書いてきてほしいと思います。食事の内容で誤嚥性肺炎のリスクをある程度は減らすことが出来ます。また、リハビリは筋トレと同じで毎日のトレーニングが重要ですので、食事とリハビリを管理、指導してくれる若いご家族と一緒に受診してください。


往診にて嚥下内視鏡検査も行っていますので、ご相談下さい。

インタビュアー:本吉 未来

施設名
西山耳鼻咽喉科医院
住所
神奈川県横浜市南区中里1-11-19
TEL
045-715-5282
URL
対応項目
外来
診療時間
月曜日, 火曜日, 水曜日, 金曜日、土曜(午前のみ)
その他
午前 9:00〜12:30、午後 15:00〜18:00
受付時間 午前 12:15まで/午後 17:45まで
土曜日は9:00~13:00まで

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